群馬・高崎のプロポーズに最適なレストランで貸切

ポイントは、これまでの沢山の出来事とその場所の情景をいかに鮮明に呼び戻せるかという事です。
食材・香り・写真を使い五感を刺激するように演出する事で二人にしかわからない話題を呼び戻し当時を懐かしむ・・・
そしてなぜ？今日この料理が提供されているのかの問いが、徐々に彼女に分かっていくようにしかけました。

言葉でいう「愛しています」や「大事にします」よりももっと心に響くように行動として示すやり方が
彼らしいと思いこのような演出に至りました。
本当に好きな人だから、彼は彼女との思い出や些細なやり取りをしっかりと思いだし、私に伝えてくれた・・・
その情報があったからこそ完成したコース料理だと思います。
お打ち合わせ2回は仕事の合間にレストランに足を運び、メールのやり取りはゆうに50通は超えました。
彼がこの日の為にかけた労力・時間こそが、嘘偽りない彼の気持ちなんだと思います。

唯一、プロポーズの瞬間だけはきちんと言葉で気持ちを伝えて欲しいとアドバイスしたのですが
恥ずかしいし、ちゃんとできるか不安との事でお手紙を読むのはどうですかと提案し
最終的に手紙を読むという事になりました。

当日、恥ずかしそうに手紙を読む彼を最初は微笑ましく見る彼女の眼は徐々に涙ぐみ最後はポタポタ涙
が零れ落ちて、彼までも涙声に・・・
結婚という新たなスタートがこのように始められることは本当に幸せだと思います。
これから起きる未来は決して楽しいだけではありません。
でも、こんなに思っていてくれたんだという記憶がこれから先も二人の支えになると私は思います。

あの日から約2年、今年は赤ちゃんを連れてご来店くださいました。
これからも、二人の人生と共に記念日をお祝いしていきたいと心から思います。

その為に親にできる援助は惜しまない。
そんなご家族でした。

ご姉弟は、いつも傍にいたのはお母様なので、お父様にはどう感謝を伝えていいのかよくわからなかったようです。
でも、お父様の存在は年を取るにつれて大きくなり、この機会に何かをしたいとお姉様の提案でご来店いただきました。

ご家族の特別な記念日という事で、レストランは全て貸し切りにしてお店全体をお父様の記念品やご家族の
お写真で飾りつけし、
家族で久しぶりの食事をするという前提でサプライズという形にしました。

最初にお父様の関係が深かった方達からのビデオメッセージを流し、今日のお食事の説明をして
ゆっくりとご家族で思い出話をしながら食事をして頂けるようにし、
最後にご姉弟とお母様からお手紙と花束をお渡しするようにご提案しました。

びっくりサプライズではじまり、関係者からのメッセージ、そして和やかな思い出深い食事、
最後はしっかりと感謝を伝え、少し照れながらも最後はやはり
これまでが走馬灯のように駆け巡りお母様とお姉様は涙を流されていました。
なにより、お父様のはにかんだような微笑みが印象的なお食事会でした。

人生何があるかわからないから、伝えられるタイミングでしっかり感謝を伝える。
この重要性に改めて気づかせられた素敵な一日となりました。