高崎のフレンチレストラン・エキリーブレの入澤です。
エキリーブレには普段はそれほどワインを飲まないというお客様も少なからずいらっしゃいます。
もちろん、ビールでもジュースでもお茶でも良いわけですが
折角のお食事ですから、マリアージュ(食事との相性)という事を少しお話します。
そもそも、普段の生活を送る中で食事と飲み物の相性なんて考えませんよね・・・
私自身もこの仕事を始めるまで全く意識すらしたことがありませんでした。
食事と飲み物の相性をプロはどう考えるのか。
簡単に言うと
「料理の構成要素と香りや味わいの共通点を探せばOKです」
前菜にホワイトアスパラを使うとします。
ソースには柑橘を使ったラビゴット、アクセントにアンチョビとニンニクのクリーム
フルーツトマトのクーリとパルメザンチーズにサラダを添えるとして
どんな飲み物のが良いのか?
ホワイトアスパラの薫りわかりますか?
特有の甘さと清涼感のある香りがあります。
旨みも非常に強い野菜です。
旨みと甘みが強いので、酸味のあるラビゴットを添えます。
ラビゴットには旬の柑橘の皮とアクセントにシェリーヴィネガーを
コクを出す為に牛乳で煮たニンニクとアンチョビのクリーム
旨みは数種類組み合わせると味わいに奥行きがでて、立体感を増すので
旨みの塊フルーツトマト&パルメザンを使用します。
1つの料理にここまで様々な味わいや薫りの要素があります。
ここで合わせるポイントはそんなに難しくありません。
例えば、柑橘系やハーブのニュアンスがありスッキリとした辛口の白ワイン
または、シャンパーニュなら最高のマリアージュをみせてくれます。
ノンアルコールなら、100%のオレンジジュースを少し炭酸で割って甘みを抑えて柑橘の皮を削り香りを際立たせます。
上記はほんの一例ですが、お料理の構成要素とお飲み物の共通要素を探すと無限に組み合わせが見つかります。
たまにはこんなことをすこーし考えて食事をしてみると新たな発見があって楽しいですよ。
エキリーブレでは、ソムリエではなく料理を作るシェフの私自身が実際に試して最高のマリアージュを生み出す
ワインまたは、ノンアルコールカクテルを提供する「ペアリング」というオーダーが出来ます。
フレンチレストランにとってのドリンクは名脇役でなければいけないと思います。
是非その片鱗を体験して頂ければと思います。
**高崎のフレンチレストラン エキリーブレ**
カウンター&個室の少数貸し切りが大好評!!
高崎市栄町2-18
ご予約は027-386-6452
ネット予約はホームページから