五感で味わうにはコツが必要です。

高崎のフレンチレストラン・エキリーブレの入澤です。


実は美味しい料理を更においしく感じるコツとポイントがあることをご存知でしょうか?


そう・・五感をフルに活用すること!!

でもそれってどうすれば・・・そんな疑問ありますよね。


カウンターで料理を作り、サーブしていると

このお客様はレストラン慣れしているなとか

このお客様は緊張しているなとか

このお客様は・・・・・とか


レストラン慣れしているお客様は、知ってか知らずか五感をフル稼働して料理、いやその空間自体を楽しんでいます。


それは、入店直後からそれはもうフル稼働!!

「うわーオシャレでおっきーカウンターですね。」

「このカウンターは何で作ったんですか、見たことない質感ですね。」

「おしぼりが良い香り、冷たくて気持ちい・・」

「わー今日はフォワグラはいってるんですか、どんなワインがあいますか??」

「お肉焼いてるいい香りがしますね。」

「このポタージュは、隠し味・・なんですか?」

「パン焼き立てで熱い・・あ、でもいい香り、このオリーブオイル美味しい!!」

「今日の付け合わせは茄子ですね・・夏って感じがしていいいですね。」

「あの角は・・・何の角???」「鹿です」「すごーい、あれはシェフが狩ったんですか??」

「このお肉柔らかい・・・ソースヤバッい、これ絶対重めの赤ワインですよね。」


なんだか、聞いているだけで楽しんでいるのが伝わりませんか!!


これが伝わると一層こちらも乗ってきて料理に力がみなぎります。

お客様とレストランの好循環が始まり、とっておきの時間が流れます。


これ、逆もしかり・・・


せっかく予約したとっておきの時間、楽しめるか・そうでないかは実はレストラン50%お客様自身50%


こちらも必死に、心を開いてもらおうと試みますが・・求められていないと入り込む隙がないので

そんな時は、ただお料理をサーブするだけになってしまいます・・・・

そんな時はまだまだ未熟だなぁと自分を責めつつ、なんで今日はこうなったのか自問自答の日々。


もちろん、接待やデートで2人の間で盛り上がっていればあえて会話に入らない事もしばしばありますが、

目の前に料理やワインがありますから、会話のきっかけや、お客様の息抜き、話題作りに積極的に入り込みたいと

実は、チャンスをひそかに狙っています。


少し話は逸れましたが・・・・


料理に関わらず、職人が手作りしたものは「それなりの意図があります。」

一言で表すと「制作秘話」ってやつです。


なぜ今日はこれを作ったのか?これをどう味わってもらいたいのか?


想いを聞くと、意識がそのものに集中して、無意識では感じないものを感じるんです。


最後にレストラン120%楽しめる達人への第一歩

感じた事を言葉に出す事。

「美味し-」でも「冷たい」でも何でもいいと思います。


個人的にレストランに慣れている人・慣れていない人の決定的な違い・・

それは、「聞く人」か「聞かない人」か、ただそれだけのような気がします。


「今日の料理にはどんな飲み物があいますか?」

「このソースはどうやって作っているんですか?」

「このパンは自家製ですか?」

などなど・・・


レストランのスタッフにとって「聞かれる事」はとても幸せな事なんです。

なぜか?お客様に興味を持ってもらえていると思えるから・・

だから、聞かれると一段と気合を入れてワインを選びますし、時にはリスト無いものまで出してきます。


フレンチはなんだか格式高くて、雰囲気にのまれてしまう気持ちも十分に理解した上で

是非何でも聞いてください!!

お料理の説明で分からないときも是非、聞き返してください!!

ノーリアクションは、興味がないのかなと少し凹みますので・・・


視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚、感じたことをまずは口に出してみる。

これが出来ると、全く違うレストランの楽しみ方が出来ると思います。


是非、お試しあれ!!



**高崎のフレンチレストラン エキリーブレ**

カウンター&個室の少数貸し切りが大好評!!

高崎市栄町2-18

ご予約は027-386-6452

ネット予約はホームページから