高崎のフレンチレストラン・エキリーブレの入澤です。
先日、ご予約の際にお客様にこのような質問を頂きました。
「コースをどれにしようか悩んでいるのですが、やっぱり高いコースの方が美味しいんですかね?」
回答は・・・
はっきり言います!!
NOです。
詳しく回答します。
エキリーブレで設定している価格の差はズバリ、素材の仕入れ単価です。
例えば、鶏肉と和牛を単純に価格を比較すれば単価は和牛の方が10倍近く高単価となります。
なので当然提供価格も上がります。
しかしです、鶏肉が和牛よりもが好きな方にとっては鶏肉の方が美味しいと感じます。
牛より豚が好きという方もいます。
同じ牛肉でも、赤身の強いオーストラリア産と霜降りの和牛では好みは大きく分かれますし
価格も2~3倍変わります。
フォワグラが好きな方もいれば、さっぱりとした野菜の料理が好きな方もいます。
これは単純に、高い=美味しいではなく。
美味しいかどうかは、お好みによりところが非常に大きいという事です。
そして、ここが非常に大きなポイントになりますが、
エキリーブレは、コース金額が高い安いに関係なく全てオーナーである入澤自身が料理を考え作ります。
更にサーブも入澤本人がします。
なので当然のことですが、手抜きなんてできないのです。
せっかくなので、ついでに・・・
群馬で開業してから非常に強く感じるのですが
フレンチ=メインは牛肉でしょ!!と思われている方がビックリするくらい多くいらっしゃいます。
牛肉は高級
鶏・豚は庶民的
これもはっきり言います。
NOです。
牛肉もランクが沢山ありますが、鶏や豚にもランクが沢山あります。
中には、牛肉よりも高い鶏・豚も存在します。
これも詳しく回答します。
恐らくフレンチ=牛肉という認識が強いのは、
フレンチが結婚式の料理というイメージがそうさせているのではないかと思います。
確かに高級そうなイメージが美味しいと感じる事も事実ですが、純粋にイメージではなくいろいろな食材を自ら味わい
好きな食材を見つけていく事もレストランを利用する醍醐味なのかなと思います。
実際本場フランスでは、牛よりも野鳥獣(鴨・鶉・鶏・ホロホロ鶏・鳩・豚・ジビエ等)がメインを大きく占めます。
もちろん牛肉が好きであればそれはそれでOKだと思います。
なので、非常に個人的ですが私はフレンチで牛はほとんど食べません。
もちろん牛が嫌いなわけではなく、せっかくフレンチを食べるならフレンチの醍醐味である食材を選びたいと思ってしまうわけです。
以前、「フレンチなのにメインが鶏なんですか??」と言われた事がありましたが、正直カルチャーショックを受けました。
エキリーブレにお越しのお客様には、カウンター越しに次回は是非、鴨とか鳩はいかがですか??と提案しています。
反応は「えっ、鳩ですか??鴨って癖が強いイメージで・・鶉??卵じゃなくて(笑)・・・」
イメージや食べた経験のない食材はやっぱり不安のようです。
でも、何度か来店して頂きお店や私入澤の事を信用してくれたお客様はこぞって次回オーダーしてくれています。
フレンチとは・・・単に調理方法に過ぎません。
フレンチの技法を使い、様々な食材を料理する。
作る料理人は入澤ただ一人!!
お客様が求める食材を用いて、素材が一番美味しい状態を提供する。
これがエキリーブレの料理です。
なので、安心して鶏や豚(お任せコース)4,800円を選択して頂いて大丈夫です。
もちろん、オマール海老・アワビ・鳥山牧場の赤城和牛も特別な日や贅沢をしたい時には是非アップグレードしてください。
あらゆるシーンにおいて最適な食事ができるようにプリフィックス制を取り入れております。
コース・食材・予算等、分からないときはお気軽にご相談ください。
というわけで今回はこの辺で・・・
次回は、高い食材と安い食材の違いをUPします。
是非お楽しみに!!
**高崎のフレンチレストラン エキリーブレ**
カウンター&個室の少数貸し切りが大好評!!
高崎市栄町2-18
ご予約は027-386-6452
ネット予約はホームページから